なぜ5歳児がプレゼンをすることになったのか
夜、寝るためにベッドで横になっていると、5歳の長男から
「ミートピア」というゲームがやりたいから、買ってほしい
と言われました。
私は長男がやりたいということは、させてあげたいと思っています。
あまり、物をねだらない長男からのお願いだったので、私は買ってあげるつもりでしたが、お金の使い方を考えてほしいと思い、長男に対して、なぜほしいのかをプレゼンしてほしいなと提案したことから、長男は5歳児にして、初のプレゼンにチャレンジすることになりました。
ムチャブリ感はありましたが、長男を見ていると、プレゼンに対する抵抗感はなく、買ってもらえるかもしれないという期待のほうが強いように感じました。
プレゼンのテーマ
① なぜ、ほしいと思ったのか?
② 値段は?
プレゼン本番
次の日、私が仕事をしていると、妻から、
「今日、長男がプレゼン準備がんばったから早く帰ってきてね」
というメッセージが届きました。
私が家に帰ると、長男がニコニコして待っていました。
長男は、カレンダーの裏面に書かれたことを私に見せながら、初めてのプレゼンが始まりました。
発表内容
これから、僕がミートピアがほしい理由を発表します。
- てきお たおして ひーろーになれる
- ころなういるす だけど そとにでてるきぶんになる
ねだんは
- 5478円(ぜいこみ)
- げお 4437円(ぜいぬき)
です。
おやくそくを守るので、買ってください。
プレゼンを終えて
私「よくわかりました。がんばったんだね。よし、買います。一緒におやくそくを決めような。」
ゲームの購入が決まり、長男は大喜び。
妻に準備の様子を聞くと、長男は、Siriで価格を調べたそうです。
妻がどこで買えるのか長男に聞くと、ゲオと答えたので、妻が最寄りのゲオに連絡したそうです。
ただ、妻はすごかった。
妻は電話がつながると、スマホをスピーカーにしただけで、長男がゲオの店員さんに、いくらするのかを聞いて、その値段を紙に書いたということでした。(妻、ナイスアシスト!)
私のただの思い付きだったので、ムチャブリだったかなと思っていましたが、長男のドキドキしながらもやる気に満ち溢れた発表を聞くと、やらせてよかったと思いました。
長男に、プレゼンをやってみた感想を聞いたところ、「楽しかった」と答えました。
子供には、良くも悪くも「固定概念がない」ことを認識させられました。
長男がやったこと~まとめ~
- やってみたいと思えるゲームを見つけた(YouTube)
- 親に、このゲームがほしいと言った
- ほしい理由とゲームの値段を紙に書いた
- 値段はインターネットで調べた
- 値段はゲオの店員にも聞いた
- 値段には、税込と税抜があることを知った
- 笑顔で、大きな声で、発表した
- プレゼンという言葉を知り、経験した
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